舞鶴市立加佐中学校

10月12日(月) 大俣太鼓保存会
10月15日(木) 地頭太鼓保存会
  総合的な学習の時間「ふるさと学習」

 校区の伝統芸能について改めて学びました。
 大江山の鬼退治・酒呑童子の逸話は全国的に広く知られており、そこにまつわる戦勝祈願の「地頭太鼓」と凱旋祝勝の「大俣太鼓」についても、その名を知らぬ生徒はいません。総合的な学習の時間の「ふるさと学習」では、舞鶴市無形民俗文化財である地頭太鼓・大俣太鼓に焦点を当てて一層理解を深めることとし、地元、両保存会の皆様方のお力をお借りしました。
 ご多用な中、快く講師をお引き受けいただきまして誠にありがとうございました。 



大俣太鼓
 岡田上区長会長 井上 益男 様はじめ5名の皆様方にお越しいただきました。祭で実際に使用する大きな太鼓とやぐらを搬入していただき、大俣太鼓のいわれや歴史と併せて、熟練の実演とともに「舞打ち」「まわり打ち」など、大俣太鼓の構成について詳しくご指導いただきました。
 本年度は、大俣・地頭ともに出身生徒がいないため大俣太鼓を習っている生徒はいませんが、中心となる大太鼓のリズムを聴いた生徒たちは「始めのところはほぼ同じですが、途中から少し変化していきます。」等、自らの地区に代々伝わる太鼓のリズムと比較しながら、実際に大俣太鼓を体験させていただきました。




地頭太鼓
 地頭太鼓保存会 会長 今西 寿重 様にお越しいただきました。丁寧に準備いただいた資料を基に、改めて平安時代に立ち返り、源 頼光 一行が由良川を船でやってきたところから、出陣太鼓としての地頭太鼓の成り立ち・鬼退治・無形文化財選定・保存会の活動・現状と展望等、について時代を追いつつご自身の体験等を織り込みながら、分かりやすくお話しいただきました。
 結びに、地頭太鼓の特徴の一つである、戦勝を願ってバチを下から上に打ち上げる「大太鼓」や、勇壮さを感じさせる「早打ち」をご披露いただきました。千年受け継がれてきた地頭太鼓の響きに空気が引き締まりました。