舞鶴市立加佐中学校

5月12日(水)引揚についての講話
 
 NPO法人「舞鶴・引揚語りの会」の皆様をお招きして、お話を伺いました。
 生徒たちは、小学校でも引揚の史実について学んでいます。
 「さて、皆さん。10月7日は何の日でしょう?」講話の導入での講師の問いかけです。最前列の生徒がさっと挙手して回答しました。

 戦後70年を迎えた平成27年、舞鶴引揚記念館収蔵資料が「ユネスコ世界記憶遺産」に登録されました。第二次世界大戦終結により、海外に残されたおよそ6 6 0万人以上の方々が夢にまで見た祖国の港、13年間にわたり引き揚げ者が祖国の第一歩を踏みしめた舞鶴の地。
 シベリア抑留における過酷な状況下での生きる希望や人間愛。そして、できる限りのものを引き揚げ者に振舞い、心からもてなした舞鶴の人々。こうした「引き揚げの史実」を知り、平和の尊さや平和への祈りを学び、未来へつなげることの大切さをかみしめる貴重な機会になりました。


生徒の感想(抜粋)
 今日の講話は、これまでに教えてもらったことも多かったですが、改めて引き揚き引げのことを学習できて良かったと思います。社会科で同じ時代のところを勉強しているので「どうして日本人が満州に行ったか」や「どうしてロシアが抑留を行ったのか」というのが納得できる形で理解できたのでよかったです。引揚の歴史を中学校で深く学習できるのは、舞鶴にいるおかげだと思います。
 あの人は「今は平和」と思い、この人は「今は平和じゃない」と思うこの時代で、誰もが平和と思える世界を願っています。今日はありがとうございました。

 小学校の時から講話・紙芝居をしていただいて引揚のことについてはわかっていたのですが、今回はさらに考えを深めることができました。特に、なぜシベリア抑留が起こったのかについては、小学校の頃は「ソ連は日本に対してひどいことをするなぁ」という思いだったけれど、今は歴史の授業ともつながって「他の国に対しても、同じようにしていたのか」や「ソ連も人手などの理由があったんだな」と思い、広く考えるようになりました。今日は講話や紙芝居をしてくださり、ありがとうございました。最初に伺っていた「歌」も、また機会があったら聴かせてください。

 僕は、今日初めて日本人がシベリアに連れていかれたときの辛い思いをしたことを聞くことができました。シベリアにいった人や抑留により亡くなってしまった人たちがかわいそうだと感じました。
 はじめは僕も、「引き揚げ」は魚が大量にとれた日だと思っていて、それが違うということを知れたのでよかったです。僕は中3になって舞鶴に来たので、わからなかったです。勘違いしてしまいました。今日は来ていただいてありがとうございました。